ログインIDとパスワードがあれば、二段階認証なんていらない。
ログインする時はなるべく簡単に素早く操作したい。二段階認証なんて面倒だ。
こうお考えの方はとても危険です。今一度、セキュリティについて考えてみてください。
仮想通貨に関連するフィッシングメール
フィッシング対策協議会という団体があります。
公式サイトには、日々、クレジットカードや携帯電話会社をかたるフィッシング詐欺情報が掲載されています。
その中で、平成29年11月6日に「ビットフライヤーを騙る不審なメール」が確認されました。
ビットフライヤーの公式ホームページにも情報が掲載されています。
参照:bitFlyer をかたる不審な電子メールにご注意ください
不審なメール以外にも、お金をだまし取ろうとする悪い人はかならずいます。
仮想通貨のスペシャリストは皆さん、警鐘を鳴らしています。
ご自身でできるでセキュリティ対策はできるだけ行ってくださいね。
ビットフライヤー二段階認証のわかりやすい設定
では続いて、ビットフライヤーの二段階認証設定の流れを説明します。
画面の流れ①
まずはログイン
①設定
②セキュリティ設定
③二段階認証設定を変更する、を選びます。
画面の流れ②
続いて
④確認コードの取得方法
⑤いつ利用するか、を選びます。
拡大すると・・・
④確認コードの取得方法は、認証アプリ「Google Authenticator」がおすすめです。
⑤いつ使用するかは、全部にチェックがおすすめです。
ビットフライヤーの二段階認証とは
今、見ていただいたようにビットフライヤーの二段階認証は3種類あります。
使用する項目は4種類あり、そのうち1つは必須です。
詳しく見ていきましょう。
種類 | 特徴 | |
1位 | 認証アプリ | 「google認証システム」などのモバイル認証アプリをインストールします |
2位 | SMS | 携帯電話の電話番号に確認コードが送付されます |
3位 | メール | PINと呼ばれる任意の暗証番号(4桁)を設定が必要があります |
認証アプリ
二段階認証でおすすめは認証アプリ。アプリのおすすめは「Google Authenticator 」です。
設定方法は
①アプリをインストールする。
②アプリの「QRコードリーダー」で「QRコード」をスキャンする。
または「アカウントのキーを手動」で入力する。
③認証アプリに表示された「文字列」を入力する。
④「二段階認証を設定する」のボタンを押して設定完了です。
SMS認証
SMS認証は、携帯電話の電話番号あてに確認コードが送付されます。
設定方法は
①SMSメッセージをご確認する。
②記載されている確認コードを入力する。
③「二段階認証を設定する」ボタンをクリックすれば完了です。
メール
メールアドレスあてに認証コードをもらう場合、任意の暗証番号(4桁)を設定する必要があります。
設定方法は
①ログイン>設定>セキュリティの設定>二段階認証設定へ進みます。
②暗証番号(4桁)を設定します。
二段階認証の注意
二段階認証の設定を行わず、「仮想通貨の送付」や「bitWire を行う」場合、メールによる二段階認証および暗証番号(4 桁)の設定が求められます。
ビットフライヤーの公式ホームページにあるFAQの記載です。
わかりにくいですね。つまり・・・
二段階認証は「任意」ですので「設定なし」にすることも可能です。
ただし、コイン送付する時(仮想通貨の送付とbitWire )は「二段階認証の設定なし」でも「メールの二段階認証」と「暗証番号(4 桁)」が必要になるということです。
二段階認証は外部送金やコイン送付の時にもかかわってくると複雑です。
その説明は次回にしたいと思います。
いつ二段階認証を使用するか
続いて、二段階認証をいつ使用するか決めます。
いつ使用するか | 状態 |
①ログイン時 | 任意 |
②外部アドレス登録時 | 任意 |
③日本円出金時 | 任意 |
④仮想通貨の外部送付・bitWire時 | 必須 |
ポイント
二段階認証の設定は4種類あります。そのうち④は必須になっているので、残り①②③からチェックします。
被害にあわないという思い込みが危険
無料メールは、情報が詐取されるの危険度が高いと言われています。
プロバイダーやキャリアメールも絶対に安心ではありません。
もし、登録メールアドレスが流出したら・・・
もし、ログインパスワードが見破られたら・・・
気づかないうちにログインされ、大切な仮想通貨が消えてしまうかもしれません。
自分は被害にあわないという思い込みはとても危険です。
ビットフライヤーの補償は「二段階認証ユーザー」のみ
万が一、あなたの大切な資産が不正送金、不正送付されてしまった場合
ビットフライヤーはどんな補償してくれるのでしょうか。
規約にはこのように明記されています。
つまり、補償するのは、①ログイン時・③日本円出金時に二段階認証をしているユーザーだけ。
しかも、不正送金された日本円のみ補償です。
不正送付された仮想通貨(コイン)は補償対象外です。
大事なことなのでもう一度。不正送付されたコインは補償されません。表にするとこうなります。
ログイン・送金時 | 不正送金の内容 | 補償 |
二段階認証 設定あり | 日本円 | 〇 |
二段階認証 設定あり | 仮想通貨 | × |
二段階認証 設定なし | 日本円 | × |
二段階認証 設定なし | 仮想通貨 | × |
これを見ると身が引き締まりますね。
ビットフライヤーの口座開設が済んだなら、迷わず二段階認証設定に進んでください。
2018年1月。コインチェック事件で580億円分のNEM流出がありました。
国内外で取引所から仮想通貨の不正送金事件が多くあります。
自分の資産を守るため、二段階認証設定も必要です。
またGoogle Chromeの「シークレットウィンドウ」、FireFoxの「新しいプライベートウィンドウ」でログインする方法もおすすめです。
できる限りのセキュリティ対策を検討してくださいね。
追記
2018年3月 二段階認証設定が必須になりました。設定していない場合、ログイン後,
誘導画面が表示されます。
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